未曾有の大災害から早6日。
連日、テレビから流れる映像は、
まるで映画のワンシーンを見ているかの様な悲惨な状態の街。
離ればなれになった家族は悲しみ、
とても充分とは言えないような避難生活を送る被災した方達。
報道を見る度に涙せずにいられません。
遠く離れたここ札幌で暮らす私たちは、災害の影響もなく
変わらない生活を送れています。
食べるものも住むところも仕事もあって、、、
なんだかこのギャップにモヤモヤとした気持ち。
節電したり、募金したり、、出来ることってそんなことくらいなのでしょうか。。
そんなことを思っていると、
昨日の北海道新聞の記事で
精神科医・香山リカさんのコラムが載っていて少し救われたような気がします。
たとえ直接被災していない人でも、連日のおびただしい映像にかなりリアルな「疑似体験」をしてると言っていい。私たちの心には大きなダメージを受け、そこには心の傷、つまりトラウマも発生する。
被災地で実際に大きな打撃を受けた人が無数にいるのに、そこから離れた場所にいる人までが、トラウマで心身を病んでしまったらどうなるだろう。助けの手を差しのべるべき立場にいる人が、心のケアを必要とするようになる、といった事態は、何としても避けなくてはならない。
まずすべきことは、自分で自分を守ること。「被災地の人に申し訳ない」と思う気持ちもわかるが、そうやって自分を維持することが直接、被災していない人の義務だと思う。
(一部抜粋)
香山リカさん寄稿記事
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/saigai_dekirukoto/
だから私たちは
一日も早い被災地の復興と、これ以上の日本経済悪化が進まないことを祈りつつ、
多少でも役に立てることを考え、一日一日を大切にいこうと思う。
早見環
[ 札幌生活情報・美容室編 ]
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